千葉市動物公園のナマケモノ [遠征・旅行]
皆様、こんばんは。
仕事がお休みの日、明るい時間帯に更新しようと思っていましたが、ダラダラ過ごして何もせず・・・。
だけど3月に千葉市動物公園に行ったときの記事が少しだけ残っているので、アップします。
2018年3月13日(火)羽田遠征・千葉市動物公園のナマケモノ編
前にもちょこっと書きましたが、ここで飼育されているナマケモノはフタユビナマケモノといって、よくイラストや写真で見かけるような笑ってるように見えるミユビナマケモノとはちがいます。
スタイリッシュな顔立ちで、知らない人に写真を見せると、サルと間違われることもしばしば。
日中は樹木にまぎれてお休みしていますが、飼育されているバードホールでは14時40分になるとスコールタイムとなり、頭上から人工の雨が降り注ぎます。
もちろんお客さんは濡れないようになっているので、ご安心を。
猛烈な雨に、熱帯に生息する鳥たちが騒ぎだし、続いてナマケモノたちが動き出します。
この日はお母さんナマケモノが木から下り、しばらくするとまた上っていきました。
スコールタイムが終わると、周囲に張り巡らされた手すりにナマケモノのエサがぶら下げられていきます。
カボチャ、サツマイモ、ハクサイ、キュウリ、チンゲンサイなど、家庭でおなじみの野菜でした。
すると手すりを移動してきて勢いよく食事開始!
お腹の上の小さな子は『テラス』。
ギリシア語で『奇跡』というそうです。
お母さんは2017年5月28日に推定年齢30歳(人間だと70歳くらいだとか・・・)で奇跡の超高齢出産だったので、本当にふさわしい名前です。
ちなみにこの写真、県展に応募したのですが、見事に落選しました。
手すりを行ったり来たりしながら、どれを食べようかなぁ?って悩むんでしょうか?
テラスもお母さんのお腹の上から身を乗り出し、一緒にご飯です。
目の前でカボチャを食べるお母さん。
ナマケモノって、ただ単に爪を引っかけているだけだと思っていましたが、このお母さんは右手の爪がありません。
(ボランティアさんから教えてもらって気づきましたが・・・)
よく見ると手のひらは硬く広い面積の肉球のようになっているので、そういう部分と合わせてぶら下がったりつかんだりしているのかなぁと思います。
食事を終えた母子は手すりをつたいながら、高い場所へと移動し、再び休息タイムです。
私もそろそろ空港へ戻らなきゃ・・・。
名残惜しいけど、また来たいなぁって、ボランティアさんとお話しして、それから・・・
6月に入って、県展のデザイン部門でこの母子を描いて出そうとして、ある日ホームページを見たら、5月24日にお母さんが亡くなっていました。
テラスの1歳のお誕生日まであと少しだけど、でもテラスはお母さんから離れてエサもちゃんと食べて大きくなっていて、まるで成長を見届けてから天国へ旅立ったみたい・・・。
春から制作していたナマケモノの母子の絵も、描いている間は何ともいえない幸福感に包まれていて、温かい時間を分けてくれたかのようでした。
仕事がお休みの日、明るい時間帯に更新しようと思っていましたが、ダラダラ過ごして何もせず・・・。
だけど3月に千葉市動物公園に行ったときの記事が少しだけ残っているので、アップします。
2018年3月13日(火)羽田遠征・千葉市動物公園のナマケモノ編
前にもちょこっと書きましたが、ここで飼育されているナマケモノはフタユビナマケモノといって、よくイラストや写真で見かけるような笑ってるように見えるミユビナマケモノとはちがいます。
スタイリッシュな顔立ちで、知らない人に写真を見せると、サルと間違われることもしばしば。
日中は樹木にまぎれてお休みしていますが、飼育されているバードホールでは14時40分になるとスコールタイムとなり、頭上から人工の雨が降り注ぎます。
もちろんお客さんは濡れないようになっているので、ご安心を。
猛烈な雨に、熱帯に生息する鳥たちが騒ぎだし、続いてナマケモノたちが動き出します。
この日はお母さんナマケモノが木から下り、しばらくするとまた上っていきました。
スコールタイムが終わると、周囲に張り巡らされた手すりにナマケモノのエサがぶら下げられていきます。
カボチャ、サツマイモ、ハクサイ、キュウリ、チンゲンサイなど、家庭でおなじみの野菜でした。
すると手すりを移動してきて勢いよく食事開始!
お腹の上の小さな子は『テラス』。
ギリシア語で『奇跡』というそうです。
お母さんは2017年5月28日に推定年齢30歳(人間だと70歳くらいだとか・・・)で奇跡の超高齢出産だったので、本当にふさわしい名前です。
ちなみにこの写真、県展に応募したのですが、見事に落選しました。
手すりを行ったり来たりしながら、どれを食べようかなぁ?って悩むんでしょうか?
テラスもお母さんのお腹の上から身を乗り出し、一緒にご飯です。
目の前でカボチャを食べるお母さん。
ナマケモノって、ただ単に爪を引っかけているだけだと思っていましたが、このお母さんは右手の爪がありません。
(ボランティアさんから教えてもらって気づきましたが・・・)
よく見ると手のひらは硬く広い面積の肉球のようになっているので、そういう部分と合わせてぶら下がったりつかんだりしているのかなぁと思います。
食事を終えた母子は手すりをつたいながら、高い場所へと移動し、再び休息タイムです。
私もそろそろ空港へ戻らなきゃ・・・。
名残惜しいけど、また来たいなぁって、ボランティアさんとお話しして、それから・・・
6月に入って、県展のデザイン部門でこの母子を描いて出そうとして、ある日ホームページを見たら、5月24日にお母さんが亡くなっていました。
テラスの1歳のお誕生日まであと少しだけど、でもテラスはお母さんから離れてエサもちゃんと食べて大きくなっていて、まるで成長を見届けてから天国へ旅立ったみたい・・・。
春から制作していたナマケモノの母子の絵も、描いている間は何ともいえない幸福感に包まれていて、温かい時間を分けてくれたかのようでした。